祈りの丘絵本美術館INORI-NO-OKA Picture Book Museum

企画展のご案内

太田大八絵本原画展 いっすんぼうし

開催期間
2024年4月9日(火)~7月7日(日) 企画展示&常設展示
開館時間
10:00〜17:30(入館は17:00まで)
休館日
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)/臨時休館あり(詳しくはHPを随時ご確認ください)
会場
祈りの丘絵本美術館 2階大フロア
  • 『いっすんぼうし』

    • 椿原菜々子・文/太田大八・絵
      童話館出版 2012年初版
      絵本の絵の場面 16点

    むかし、じいさまとばあさまの元に生まれたいっすんぼうしは、
    世の中が見たいと、お椀の舟に箸の櫂で都へ上ります。
    お姫様の付き人となり、鬼を退治したいっすんぼうしは、
    何でも願いのかなう打ち出のこづちで・・・。

  • 太田大八(おおた だいはち)

    1918~2016年

    1918年大阪に生まれる。幼少年期を長崎県で過ごす。多摩美術大学在学中に第二次世界大戦勃発。広島の近郊で原爆を体験。戦後まもなくから絵本や子どもの本の挿絵を描き、以後、半世紀近くにわたって、子どものための創作を続けている。線描から日本画を思わせる繊細な水彩さらに油絵に至るまで、作品によって多彩な画風を用いている。 しかし、対象が子どもだからといって、甘さや妥協を許さない芸術性の高い作品が多い。多くの受賞があるが、1999年、長年の子どもの文化への寄与により、モービル児童文学賞を受賞。作品に『かさ』(文研出版)、『やまなしもぎ』(福音館)、『絵本西遊記』(童心社)など多数。

大道あや・中村忠二・伴敏子・東平哲弥 常設展も同時開催