祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

クリスマスのまえのばん

 

12月になり、店内のBGMもクリスマスソングに変わりました🔔

今日ご紹介するクリスマスの絵本はこちら

クレメント・C・ムーア 文/ ウィリアム・W・デンスロウ 絵/ 渡辺茂男 訳/ 福音館書店

 

クリスマスの最も有名な詩、『サンタクロースがきた』。

この詩は1823年12月23日、アメリカの新聞に作者無名で掲載されました。

その後作者はクレメント・ムーアとされましたが、異説もあるそうです。

 

”クリスマス前夜、子どもたちが寝静まった後にお父さんが目を覚ますと、そこにいたのはまるまる太った白いひげのおじいさんでした・・・”

 

作者がだれであれ、全世界で朗読、映像作品、絵本など様々な形で愛されているこのおはなしですが

ここ童話館書店にも、ターシャ・テューダー、トミー・デ・パオラ、リスベート・ツヴェルガ―など数々の著名な作家が挿絵を描いた絵本をいくつか置いています。

 

私がその中で一番好きな挿絵が先程ご紹介した、オズの魔法使いの挿絵画家としても知られるウィリアム・W・デンスロウの、とってもユニークなもの!

 

どのページを切り取ってもポストカードになりそうな、デザイン的な絵が見ていて飽きません。

装丁も、布張りでケースに入っており、贈り物にもいいかもしれません♪

 

他の絵本の挿絵もがらりと趣が変わって、それぞれが魅力的なので

次回またご紹介します🔔

 

ちなみにデンスロウ版はケースの裏の絵もこんなにユニークで可愛いですよ♪

スタッフMでした🔔