0才の赤ちゃんにも絵本の読み聞かせを 2)おすすめの絵本
前回「0才の赤ちゃんにも絵本の読み聞かせを 1)こんなに良いことがあるなんて!」で、絵本の効用についてご案内しました。
(まだ読まれていない方は、ぜひ1)からご覧ください。)
今回は、3つの効用を発揮してくれる絵本を、「童話館ぶっくくらぶ」たんぽぽコース(およそ0~1才)のなかから、2冊ご紹介します。
まず1冊目は『くだもの』。
身近なくだものが、精密なイラストで描かれています。
たとえば、まるごとのすいかの頁をめくると、切りわけられお皿にのってフォークがそえられたすいかが「さあどうぞ」と現れ、
真っ赤なりんごの頁の次には、むかれたりんごが「さあどうぞ」。
この絵本を手に取った方から寄せられるお便りには、
「読んであげると、絵本の絵に手をのばして、食べようとするしぐさをします」
とよく書かれています。
赤ちゃんの好奇心を刺激し、さわってみたい!食べてみたい!という
気持ちを呼びおこすなんて、すごいですよね。
そんな子どもの姿を見ていると、かわいいわが子が、いっそうかわいく思えるでしょう。
次にご案内するのは、『おやおやあかちゃん』です。
お父さんが片付けるそばからちらかしていく赤ちゃんの姿を描いた『ちらかしぼうや』と、
寝ているお父さんにいたずらをする赤ちゃんをそのまま受け入れるお父さんの姿が描かれた『ねんね』の2冊組。
「子どもってこうだよな」
と誰もが思える等身大の子どもの姿が描かれていて、読んでもらう赤ちゃんも、「自分と同じだ」と思う安心感を覚えるでしょうし、なにより、親御さんからの反響が大きい作品です。
「こんな親になりたい、こんなふうに子どもに接したい」
そんな憧れの親像が、子育ての励ましとなるのでしょう。
「赤ちゃんに絵本がいいというのはわかったけど、そもそも、小さい赤ちゃんをつれて、図書館や書店に行くことも、たくさん並ぶ絵本のなかから、赤ちゃんに合ったよい絵本を選ぶことも、なかなかむずかしいんですよね…」
という声も聞こえてきそうです。
もし、毎月、定期的に、選び抜かれた絵本が家庭に届くとしたら…、いかがですか。
「童話館ぶっくくらぶ」では、お子さんの年令にあわせた、おすすめの絵本を、お届けしています。毎月の心の栄養として、ぜひご利用ください。
『くだもの』
平山 和子 さく
福音館書店
「童話館ぶっくくらぶ」での配本コース
▶「たんぽぽコース」(およそ0~1才)
『おやおやあかちゃん』
ぶん・え ジャン・オームロッド
童話館出版 ▶詳しくみる
「童話館ぶっくくらぶ」での配本コース
▶「たんぽぽコース」(およそ0~1才)
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