祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

『愛』が伝わる絵本

2月17日 ランタン祭り最後の日曜日です。

今日もたくさんのお客さんに出会えればいいな。

 

3日前はバレンタインデー。

街中にチョコがいっぱいでした。

中学生の時、2月14日だけ手荷物検査が

あったのを覚えています。

その日はお弁当をパン注文にして、空のお弁当箱に

チョコレートを入れて登校してました。

女子にとって、一大イベントでした!

想いを伝える一大事!!

 

さて、そこで・・・

愛情を伝える絵本で、私が一番好きな絵本です。

「ぼくはワニのクロッカス」童話館出版 ロジャー・デュボアザン(作) 今江祥智・島式子(訳)

みんなに怖がられていると思い

ひっそりとかくれて暮らしていた

ワニのクロッカスは、

どうぶつたちのはからいで

スイートピーさんの農場の納屋に住むことに。

でも、ある日スイートピーさんのおくさんが

クロッカスを見てビックリ!

 

そこでクロッカスは、おわびに

スイートピーさんのおくさんに

きれいな花束を届けます。

心優しいクロッカスは、

花が好きなおくさんのために

毎朝ちいさなテーブルに

きれいな花をつんで花束にして届けつづけます。

おくさんは花束との出会いがたのしみになり、

毎朝わくわくします。

 

相手が喜んでくれる、笑顔になってくれる、

それが嬉しい。

そんな純粋な気持ちが伝わってくる絵本です。

 

愛情を伝えることは、その人の喜ぶ笑顔が見たいからです。親子でも同じですね、何才になっても娘の笑顔を想像したくてチョコを送りました ♡ Iでした。