絵本 『くも』
6月27日 木曜日 ☂
先日、『くもの糸』を参考にして
4~5年の研究の末に繊維を作り出した、
というニュースを見ました。
確かに、くもの糸は強い!
伸縮性もあり、まず美しい。
そこで思い出したこの絵本。
「ある夏の夕方」の一文から始まり、
文字がなく、くもの巣が一面に描かれた
ページが続きます。
夏の間、夕方になるとみごとな巣を張り、
朝には巣をたたむ、オニグモ。
ツーーーーー と上からおりてきて、
フワフワと いと を出し、
もくもくと巣を張りはじめたオニグモ。
キレイな模様にできあがったくもの巣に
星がかがやき、獲物がかかり、
あさつゆがかがやきます。
そして、張った時と同じように
もくもくと巣をたたみます。
『暑い一日がはじまる。
夕方まで、くもは長い長い昼寝をする。』
くもの巣は、芸術的ですね。
水をまいてキラキラとひかる様子は、
とても美しく眺めてしまいます。
しかし!朝一番に 顔面に くもの巣が張りついた時は……困ってしまいますね…… Iでした。