祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

きらきら

 

待ち望んでいたわけでは無いですが、

遅れていた梅雨がようやくやってきて

なんだかほっとするような、

とうとう来たか…とちょっと残念なような…

そんな心持ちです☔

 

さて。。

 

書店の雨の絵本コーナーにあるこちら

『くも』

くも / 新宮晋・作 / 文化出版局・発行

 

 

この本は、夏の間夕方になると見事な円網を張り、朝にはたたむオニグモの習性を中心に描いています。(作者あとがきより)

 

くもの一日を描いたこの絵本、先日Iさんのブログでも紹介しました♪

 

空が暗くなっていく様子や、だんだん日がのぼる様子を

紙の特色を生かして表現されています。

そして

オニグモが張った美しいレースのような巣は本当にそこにあるように

きらきらと露がついて、とてもキレイです。

大人の方が自分用に買われることが多いようです。

 

 

さてさてもう一冊。。

 

こちらもクモ🕷が出てきます。

そしてそのクモが素晴らしい活躍をする物語、

『シャーロットのおくりもの』

 

シャーロットのおくりもの / E.B.ホワイト・作 / ガース・ウィリアムズ・絵 / さくまゆみこ・訳 / あすなろ書房・発行

 

ハムにされる運命をただ待つだけだった

子ブタのウィルバーに

生きて、人生(豚生🐖)を楽しむよう

知恵をつかい命を削ってくれたクモのシャーロット。

 

シャーロットの、時には厳しくクールなやり方から

見せかけではない本当の意味での優しさに気付かされます。

 

 

 

時には嫌われ者になってしまうくも🕷ですが

頭がいい、守り神のようなイメージもありませんか?

本物はちょっと・・という方も

物語の中だったら愛情を持てるかもしれません!

 

Mでした🕷