あかてぬぐいの おくさんと 7にんのなかま
8月24日
長崎は雨の土曜日です ☔
さて、
最近増えている、
韓国からのお客さま。
そこで、今日は韓国の絵本をご紹介。
あたまに あかいてぬぐいを かぶっている
おはりが とても上手な おくさん。
ある日、うたたねをしていると、
さいほう箱の中の、ものさし ふじん が
「いちばんだいじなのは、このわたくし!」と。
それを聞いた はさみ おじょうさん が
「おはりができるのは わたしのおかげよ」と。
負けじと、すましやの はりむすめ、おしゃれな いとねえさん、
ゆびぬき ばあちゃん、のしごて おとめ、ひのし ねえや が、
口々に、「わたしが いちばんだいじ」と主張します。
7にんの、いいあらそう声に 目をさました おくさんは、
「いちばん えらいのは このわたしだよ。」と
7つの道具を、らんぼうに さいほう箱に ほうりこんでしまいます。
おくさんにおこられて、しょんぼりした7にんは・・・。
みんな仲良くなれるのでしょうか。
『ひとり ひとりが、みんな たいせつ』
この絵本は、そう伝えようとしているようです。
幼少期の3年間を 秋田県で過ごした
作者の イ・ヨンギョンさんは、
今年の春、日本でも 原画展を開催しました。
色彩豊かで、あたたかく、
ユーモアを感じられる絵が魅力です。
7にんのさいほう箱の仲間の笑顔を見ていると、思わず 微笑んでしまいました ❁❁❁Iでした。