はなびのはなし
本日は、夏の絵本コーナーよりこちらの絵本をご紹介します🎇
とおくの そらに にゅうどうぐもが にょきにょき たって、
ことしも なつが やってきた。
なつになると、よぞらに きれいな はなびが いっぱい ひらく
はなびたいかいが まちどおしい。
この冒頭の文、これを読むと、なんだかわくわくします。
日本で花火というと夏のイメージが強いですね。
海外では冬、年越しの瞬間に打ち上げ花火をあげているイメージがあります。
この本では、日本の花火に的をしぼり
特に夏祭りを題材として
描かれているので
読んだ人それぞれが持つ花火大会や夏祭りの思い出が蘇るのではないでしょうか。
みなさんはどんな花火が好きですか?
私はキラキラと点滅しながら夜空に消えていく、金色一色の花火が好きです。
本には、花火工場で花火玉をつくる所から描かれてあるので
あのきれいな花火はこんなふうにできているのか!と
どのページもじっくり見入ってしまいます。
🎇
先日、今年初の花火をみてきました。
長崎県諫早市で毎年7月25日にあがる花火です。
62年前の7月25日から28日にかけて諫早市を襲った大水害。
その犠牲者への鎮魂のおもいを込め、市内を流れる本明川に花火があがります。
夜空に大きくあがる花火をしみじみと眺めていたら
クライマックスの大きな花火が
この絵本の最後のページの絵と重なりました。
スタッフMでした🎇