もりのかくれんぼう
こんにちは。
今日は秋の絵本コーナーをみたお客様が
「これ、懐かしい~!」と笑顔で買われていったこちらの本をご紹介します。
あまりにも素敵な笑顔だったのでこちらまで嬉しくなりました。
「小さい頃、通っていた病院にあったんです。」と
当時この絵本が心の支えになっていたことを教えてくださいました。
おはなしに出てくるかくれんぼうは森の精。
今は団地が建っている場所にかつてあった
大きな森に住んでいました。
主人公のけいこは、おにいちゃんと遊んでいたはずがいつの間にか森に迷い込み
かくれんぼうと出会います。
そしてかくれんぼうと森の動物たちと一日中遊んでいたのですが
おにいちゃんに呼ばれると森はたちまち団地の建ち並ぶ住宅街へ。
かくれんぼうも動物たちも、ぱっとどこかへいなくなってしまいます。
みんなどこにいったのかな。
本当にみんないたのかな。
きっとまた会えるよね。。。
そんな風に おはなしは終わります。
子どもは
またかくれんぼうたちに会いたいとき、
心細いときなんかにきっと
この本を読んで~!とお母さんやお父さんのところへ
持っていくのかなと思いました。
📖
私にとっても
「はじめてのキャンプ」や「おふろだいすき」などの
林明子さんの絵本は、具合が悪いときや悲しいことがあったとき
優しく寄り添ってくれる大切な存在でした。
店内で自分の思い出の絵本と久しぶりに再会して
当時のことを嬉しそうに話されているお客様をみると
子どもの頃は、大人が想像している以上に
絵本の力に助けられて生きているんだなあと思います。
ふらっと、思い出の絵本と会いにきてください📖
スタッフMでした♪