祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

クリスマスをみにいったヤシの木

 

クリスマスをみにいったヤシの木 / マチュー・シルヴァンデ―ル文 / オードレイ・プシエ絵 / ふしみみさを訳 / 徳間書店

 

こちらの本は、とってもかわいらしい主人公・ココのお話です!

ココはタイトルにもあるとおりヤシの木の子どもで🌴

いつもはあつい砂漠にぽつんと立っています。

なかよしのコウノトリのおじいさんが

そんなココにいつも、旅であった楽しい出来事を聞かせてくれていました。

 

中でもとりわけココを楽しませたのはクリスマスのおはなし。

あつい砂漠しか知らないココにとって

雪や暖炉やキラキラのイルミネーションは夢のような世界です。

 

 

さあ、クリスマス というものを見てみたくてたまらなくなったココは

うんとこしょっ!と砂漠にうまっていた足を引っこ抜いて

大好きなコウノトリのおじいさんにお別れのハグをして

 

海をこえた遠い遠い

寒い国に行くことにしました🎄

 

 

 

小さなココの好奇心に満ちた表情や出会った人たちの温かさ、

途中で怖いおもいをしても最後まであきらめなかったココに

素敵なハッピーエンドが待っています。

 

雪のふる場面ではじまるクリスマス絵本とは一味違った

ココの冒険劇をぜひお楽しみください☀

 

 

スタッフM