今年の漢字は ー 漢字の日 12月12日
12月12日は「漢字の日」です。
「いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)」と読む語呂合わせから、公益財団法人日本漢字能力検定協会によって1995年に制定され、“毎年、「いい字」を少なくとも「一字」は覚えてほしい”という願いがこめられているそうです。
漢字は、中国古代の黄河文明で発祥し、その後、周辺諸国へ伝わったとされています。日本では、漢字を元に、ひらがな、カタカナが生みだされ、今では、漢字・ひらがな・カタカナの3種類の文字を用いて表記するのが一般的になったようです。
そういえば、わが家の小学1年生の長男の宿題に、2学期からついに漢字の練習が加わりました。
のぞいてみると、ノートには、枠に収まりきれないほどのダイナミックな文字が並んでいて、先生からも赤ペンの修正がたくさん!親としては「もう少していねいに書こうか」などと言ってしまいそうなところですが、「もうしない!」と言われては元も子もないので、習いはじめたばかりの今はそっと見守るようにしています。
1年生で習う漢字は全部で80字。せっかくなので、必要に応じて使いこなせるよう、それが楽しめるよう、私も工夫をしたいなと思っているところです。
さて、そんなふうに、息子にとってはあまり得意ではなさそうな漢字ですが、一文字でいろんな意味を表現できるので、重宝される場面も多々ありますね。
毎年、「漢字の日」にあわせて行われている、「今年の漢字」の発表もそうです。その1年の世相を表す漢字を全国に募集し、最も多かった漢字が、京都の清水寺で発表されます。2022年は、ロシアのウクライナ侵攻やスポーツの熱戦、そして物価高などから「戦」が選ばれたようですが、2023年の「今年の漢字」はどうだったでしょう?
ぜひ、昨日の発表も見てみてください!
ちなみに私の「今年の漢字」は、「変」。
昨年末に第3子を出産し、家族がひとり増えたことに加え、春には長男の小学校入学に伴う変化も多かったこと。また、私自身も、育児休業から仕事に復帰して、生活に変化があったこと。そしてなにより、子育てと仕事の両立でこれまでになく、とっても大変な1年だったことから、迷わずこの漢字を選びました!
来年は、もう少しゆとりをもって子育てと仕事の両立ができて、そんなふんいきが感じられる漢字を選べるようになっていればいいなあと思っています。
皆さんもぜひ、お子さんやご家族の皆さんと一緒に、ご自身やご家族の2023年をふり返りながら、「今年の漢字」を発表しあってみてはいかがでしょうか。
(担当:Y)
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