やまなしもぎ
今回ご紹介する絵本は、こちらです♪
現在、館内にて開催中の企画展
「ものがたりは水面(みなも)に拡(ひろ)がる」にて
展示中の作品のひとつ、「やまなしもぎ」。
岩手県で伝えられている民話を、著者が採集したものです。
🍐あらすじ🍐
病気のお母さんに食べさせようと、3人の兄弟たちは、
やまなしをもぎに出かけます。
道すがら、ひとりの婆さまに声をかけられますが、
上の2人は婆さまの話を聞かずに進み、沼の主に
飲み込まれてしまいました。
一方で、婆さまに親切にした末の弟のさぶろうは、
刀と椀をもらい、主を退治し兄たちを助け出します。
持って帰ったやまなしを食べて、お母さんは元気に
なり、親子4人で幸せに暮らしました。
🍐🍐
おはなしはもちろん、文中に出てくる
「ゆけっちゃ かさかさ」
「ざらん ざらん」
といった、民話ならではの、
方言によるリズミカルな表現や
思わず声に出してみたくなるような擬音語も
魅力的で、その情景がよりいっそう
目の前に拡がります。
上記の2つ以外にも、まだまだありますので、
おはなしの世界を味わいながら
探してみてください。
1階の書店部では、絵本と、
ポストカード(定形のはがきサイズ)
2種類を販売中です。
お土産としてもどうぞ♬
スタッフT