3月19日「眠育の日」

太陽の日差しのなかに、春の陽気を感じるようになってきました。
「春眠暁を覚えず」とは唐代の詩人、孟浩然(もうこうねん)の漢詩の一部ですが、心地よい眠りから起きられず、ついつい寝坊してしまうのは、今も昔も変わらないのでしょうね。
さて、明日3月19日は「眠育(みんいく)の日」です。「みん(3)い(1)く(9)」と読む語呂合わせで、寝具の老舗メーカーである西川株式会社によって、2018年に制定されました。「眠育」とは、睡眠が子どもの心と身体の成長にとても大切な役割を持っていることを多くの方に知ってもらい、「眠りの教育」として質の良い睡眠習慣を身につけていくことを目的としているそうです。
「寝ることがだいじなのは知っているんだけれど、帰ってきてから時間がバタバタで…」「思ってる時間に子どもを寝かせることができないんだよね…」そんな話を子どもを持つ母親同士よく話します。また、近年では子どもたちのほうも習いごとなどで忙しく、学校の調査でも睡眠時間が減ってきていることが報告されています。日本人は世界のなかでも睡眠時間が少ないと言われていて、睡眠に関する特集なども雑誌やテレビでよく見かけますが、どうすれば、睡眠習慣をよくできるのでしょうか。
そして気持ちよく眠りにつくためには、睡眠環境や睡眠前の習慣も大切になってきます。
良い睡眠をとるために良いこととして、次のようなことが紹介されていました。
・お風呂にはいるのは寝る時間のだいたい2時間前ぐらい
・就寝時間30分前からは刺激の強いメディアにふれないようにする
・眠る前は好きな本を読んだり、好きな曲を聴いたりしてリラックス。ストレッチなども効果的
・ガーゼやコットンなどの肌触りの良いパジャマを着て、眠りスイッチをオン
いくつかあげましたが、どれかひとつでも自分に心地よいものを選んでやってみるといいかもしれません。わが家では娘の気持ちがなんだか落ちつかないときや、ちょっと疲れが溜まっていそうなときには、ベッドでマッサージをしています。マッサージを始める前は嬉しいのかはしゃいでいるので、「寝るまでに時間がかかりそうだな…」と思うのですが、実際にはことんと寝てくれます。気持ちが満たされると眠りにつくのも早いのかもしれません。
たしかに就寝前の自分の心のあり方も、良い睡眠に関係しているかもしれません。眠る前に自分の気持ちを整える、そんなときには絵本を読むのもおすすめです。
私はなんだか心がざわざわしている夜は『しりたがりやのこぶたくん』(「小さいさくらんぼコース」およそ5~6才)のなかの「おやすみのじかん」というお話をよく読みます。
それはこんなお話。
ある夜、ベッドにはいったこぶたくんは「ぼく ねむれない」とお母さんにつぶやきます。「あら、どうしてかしら」といいながら、お母さんはこぶたくんの「なんだか、さむいみたい」や「なんだか、のどが かわいているみたい」や「なんだか、さびしいみたい」というかわいい要求に次々と応えてくれます。
最後にお願いされたことがかわいすぎて、思わずにこり。
お母さんのお返事がまたすてきです。
何度読んでも胸があたたかく、満たされたように感じます。
みなさんにもおやすみ前のお気に入りの絵本・本はありますか?
今夜は少し早めに仕事や家事を終えて、自分のためにゆったりと時間をとって眠ってみてはいかがですか。
(担当:A)
『しりたがりやのこぶたくん』
ジーン・バン・ルーワン/作
アーノルド・ローベル/絵
三木 卓/訳
童話館出版 ▶詳しくみる
「童話館ぶっくくらぶ」での配本コース ▶「小さいさくらんぼコース」(およそ5~6才)
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