5月20日「世界ミツバチの日」

さわやかな風に暖かい日差し、外遊びやお散歩が楽しい季節となりました。入園、入学を迎えられたお子さんたちも新しい生活に慣れはじめたころではないでしょうか。
さて、5月20日は「世界ミツバチの日」です。
「ミツバチの日」というと語呂合わせで3月8日、「はちみつの日」の8月3日と思いますが、これは日本独自の記念日だそうです。
「世界ミツバチの日」は養蜂が盛んなスロベニアにおいて、近代養蜂の先駆者であるアントン・ヤンシャの誕生日に由来し、生態系に対するミツバチやその他の花粉を媒介する生物の重要性を改めて考える国際デーです。
ミツバチやチョウ、ハチドリなど、花から花に花粉を運ぶ生きものがいることによって、多くの植物は受粉し種が実ります。ですからもし、ミツバチがいなくなると、世界的な食料危機がおこるともいわれています。それによって、農作物をつくれなくなるだけでなく、地球上の生命の維持など、生態系全体に大きな影響を及ぼすことにもなるでしょう。私は、ミツバチが女王蜂と多くの働き蜂とで生活する社会的な昆虫であること、六角形の小さな部屋を規則正しく並べた巣をつくること、巣に1匹だけ女王蜂がいて卵を産み、多くの働き蜂が蜜を取りにいったり、幼虫の世話をしたりすることは知っていましたが、働き蜂のすべてがメスで、オスは交尾をするだけの存在とは知りませんでした。また、働き蜂が一生に貯める蜜はティースプーン1杯ほどしかないということも。
確かに、近年、ミツバチの生息数は減少傾向にあるといいます。そう思うと、散歩中や通勤中にいっしょうけんめい働いているミツバチを見つけると、「がんばれ」「ありがとう」という気持ちになりますね。
私がミツバチときいて思いだす絵本は、『ジャイアント・ジャム・サンド』(「大きいくるみコース」およそ4〜5才)です。
ある日400万匹のハチの大群が飛んできて、村じゅうが大騒ぎに!ハチをやっつけようと村人たちがたてたユーモアある作戦がおもしろい1冊です。
虫が得意ではない私にとって、読むのがおっくうなくらいハチがでてくるのですが、子どもたちは大好きで、ハチも村人も細かいところまで描かれているので、絵のなかにいろんな村人を探すのがうちでは“マイブーム”でした。
一般的には悪者のようにされることもあるハチですが、じつはかけがえのない存在です。そんなことに思いをはせたり、子どもたちにお話ししたりしながら読み聞かせるのもいいですね。私のように虫がにがてな方は、お父さんやほかの大人にバトンタッチしてもいいと思います。
(担当:J)
『ジャイアント・ジャム・サンド』
ジョン・ヴァーノン・ロード/文・絵
安西 徹雄/訳
童話館出版 ▶詳しくみる
「童話館ぶっくくらぶ」での配本コース ▶「小さいくるみコース」(およそ4~5才)
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