シリーズ〈今月の1冊〉- 2026年6月『こんにちは』

みなさん、こんにちは!
今月の1冊では『こんにちは』(「小さいいちごコース」およそ1~2才)をご紹介します。
くまくんが、道中で出会うものすべてに「こんにちは」とあいさつをする、長いあいだ親しまれている絵本です。おはなさん、すずめさん、ねこさん、いぬさん、おかあさん…。くまくんと一緒に「こんにちは」。
わが家でも、子どもが小さいころは、このくまくんのまねをして、「こんにちは」の動作や声かけをいろんなものにしていた時期がありました。
腰を曲げ、にこにこしながら、ありとあらゆるものに「こんにちは」と声をかける姿が、いとおしく、また成長を感じられて嬉しく、くまくんのおかあさんやパパのような気持ちになったことを思いだされます。
10年以上たった今はさすがに、あのころのように無邪気に「こんにちは」ということはなくなりましたが、それでもきっとそういう気持ちは持っていてくれていると思いますし、また、声は小さくともあいさつそのものはしぜんと身についているようです。
最近は、スマートフォンやゲームで下を向いて歩いている人が多い印象で、「こんにちは」と声をかけても返ってこなかったり、気づいていなかったりすることもあります… 。
でも、あいさつは、大切なコミュニケーションのひとつで、お互いに警戒心を強めずに信頼し合うためのスタートでもあります。なにより、心が通じ合うあいさつは気持ちがいいものですね。
さあ、この絵本を読んで、あいさつの奥に隠れている気持ちや効果にも注目してみませんか。
そして、いつもあいさつしている方も、そうでない方も、元気に声をかけてみましょう。
せーの!「こんにちは」!!!
(担当:E)
『こんにちは』
わたなべしげお/文
おおともやすお/絵
福音館書店
「童話館ぶっくくらぶ」での配本コース ▶「小さいいちごコース」(およそ1~2才)
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