『ああ、たいくつだ!』
3月31日
色あざやかな 楽しい絵と、奇想天外のお話。
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「ああ、たいくつだ!」評論社
ピーター・スピア(作)松川真弓(訳)
ああ、たいくつだ!
たいくつしきった ふたごの兄弟に、
お母さんが言います。
「なにか、しなさいよ!たいくつだなんて、なにいってるの!」
ふたごの兄弟は、納屋でプロペラをみつけ、
なんかつくる?
そこで、いろいろ集めます。
棚からシーツをとり、うばぐるまから車輪をとり、
かきねの材木をとり、ものほしからつなを、テラスからいすを・・・。
ペンキにちょうつがいに、ネジに窓まで。
ひこうきづくりって、ざいりょうが、たくさんいるね。
最後に、おとうさんの車のエンジンをひこうきにとりつけて・・・
ふたごの兄弟は、空へ!
とんだ・・・・・ほんとに とんだ!
家では、
シーツはどこ?
うばぐるまがこわれてる!
ものほしづなはどこいったの?
おや、車もうごかない。
「子どもたちは、どこだ?」
さて、たいくつでなくなった、ふたごの兄弟はどうなることやら。
ユーモアと愛情たっぷりの、絵本です。
Ⅰでした