祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

おさるとぼうしうり

 

こんにちは。

9月になり、過ごしやすい気候がやってきましたね~。

季節の変わり目、皆さんくれぐれも体調くずさぬよう!

 

本日ご紹介するのはこちらの絵本。

エズフィール・スロボドキーナ さく え / 松岡享子 やく/ 福音館書店

 

タイトルの通り、ぼうしうりとおさるしかでてきません。

場面の展開もあまりありません。

ただ、後半にでてくるおさるがたまらなくかわいい!

あたまにたかーく積んだぼうしを

まちで売り歩くおじさん。

歩けども歩けども全然売れないので

大事なぼうしは頭にのせたまま

木陰でひとねむりします。

 

ところが、起きてみるとぼうしがひとつもありません。

あたりを探してみても、ない。

 

ふと上を見上げると木の枝にさるがたくさんいて……。

 

 

 

こだわり、というか、ひとくせもふたくせもありそうな風貌のぼうしうりのおじさんと

かわいいおさるたちとの掛け合いがみたくて

つい何度も手に取ってしまう本です。

最後は思わずくすっとしてしまいますよ♪

 

 

表紙の絵は、後日おじさんとさるが和解したあとの場面かな?と想像を膨らませるスタッフMでした🐵