ひとりでいたいの
まだ先ですが、5月の第2日曜日は母の日ですね。
今年は5月9日です。
絵本の中のおかあさんで私が好きなのが、
こぶたくんシリーズに出てくるこぶたくんのおかあさんです。
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しりたがりやのこぶたくん / ジーン・バン・ルーワン作 / アーノルド・ローベル絵 / 三木卓 訳/童話館出版
全国のすべてのお母さんによんでほしい!と思うのが
『しりたがりやのこぶたくん』の中の『ひとりでいたいの』というお話。
「かあさん、なにしてるの?」「ぼく おてつだいする」
「ねえ、かあさん。これからなにする?」
こぶたくんといもうとのアマンダはかあさんのくっつきむし。
かあさんがさびしくないように、かあさんが楽できるように
と2人がけんめいに動けば動くほど
なぜかおうちはしっちゃかめっちゃか。
かあさんもなんだか喜んでいない様子です。
とうとうかあさんは2人に
「あなたたち ばんごはんのパイをどろでつくるあそび、すき?」
とこぶたくんとアマンダに外出禁止令ならぬ
外出令を出してしまいました。
そしてかあさんはどうするかというと
かあさんは、リンゴの木のうえにあがりました。
まえに とうさんがつくったいすにこしかけて、
ひとりぼっちでなにもしません。
そう、かあさんは、頑張り屋のこぶたくんもアマンダも大好きですし
家族のために洗濯したり料理をしたり掃除をするのも嫌いじゃないんです。
それでも
かあさんもかあさんである前に、ひとりの女性。
ひとりでいたいとき、誰でもありますよね。
木の枝にすわるかあさんの絵を、ぜひ見てほしいです!
表情と佇まいがなんともいえず、思わず抱きしめたくなる愛おしさ!
Ⅿでした♪