カ か 蚊
過去にもご紹かいしたことがある蚊の絵本。
『どうしてカは耳のそばでぶんぶんいうの?』はなんと西アフリカの民話で
動物が次々でてきてお話は少し長めですが、おしまいが秀逸なので
ぜひ最後まで読んでスカッとしてほしいです。
田島征三さんの『かとりせんこう』は
もんもんもんもん のかとりせんこうのけむりに
かがぽとん ぽとんぽとん
ぽとんぽとんぽとん
蚊以外にも おはながぽとん ぼうしがぽとん
しんぶんしの じが ぽとん・・・
あらあら おかしなことに いろんなものが落ちていきます。
4、5才くらいのお子さんと一緒に読むのがおすすめです♪
夏の虫ではおそらく1番の嫌われ者、蚊。
これを主役に絵本を作って、しかも面白いとは、どちらの作家さんもエライことするな~。とちょっと感動してしまいます。
ちなみに私の知り合いで絵本をつくるかたも、蚊を題材にした絵本をつくって
見事賞をとっていました!
憎まれっ子世にはばかるといいますが、嫌われ者でもちゃんとヒカリを浴びられてよかったね!(ちょっと違うか)
さあこのブログを読むだけでもからだがムズムズしてきそうなので(すみません)
最後に、2かい展示フロアの小部屋、
中村忠二さんの作品のなかから蚊を慈しむ優しい詩をご紹かいしたいと思います。
血を吸はねば生きとれん奴
絵を描かねば生きとれん奴
因果な奴等だよね
だがきみのはかゆいから たたかれる
蚊君。
・・・中村忠二さんのような小さな生き物に優しい人でも、やっぱり蚊は嫌だったのね・・・
スタッフⅯ