祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

『それ ほんとう?』

8月21日 金曜日

☀から☁になりそう・・・。

 

1ページ目から、

思わず口に出てしまう、

「それ ほんとう?」

「それ ほんとう?」 福音館書店
松岡享子(文) 長新太(絵)

あ・い・う・え・お‥‥‥‥わ

まで、ことばあそびが続きます。

たとえば、「す」

 

すこぶるすてきな

すもうとりが

すまーとなすかーとをはいて

すあしに

すりきれたすりっぱをはいて

すずみだいにすわって

すずむしのこえをききながら

すずんでいたら

すじむかいの

すしやの

すだれの

すきまから

すばらしいすいかのすがたが

すけてみえたので

すいかのすきなすもうとりは

すぐさますっくとたちあがり

すごいすぴーどで

すしやめがけて

すっとんでいったところ

すりっぱがすべすべしていたので

するっとすべって

すってんころりん

すなのなかに

すっぽりはまって

すねにすりきずをこしらえたって

 

それ ほんとう?

 

頭に浮かんでくる図は、

お相撲さんがスカートをはいて、

スイカめがけて、お寿司屋さんに走ってる姿?!?!?!

 

なんとも、すっとんきょうなことばかり。

どれを読んでも、「それ ほんとう?」という感じ。

 

ユーモアのある絵にも笑えます。

 

きついとき、深く物事を考えたくないとき、時間が早く過ぎてほしいとき、そんな時にひたすら想像してみます。

Iでした。