いっぽ、にほ・・・
時々
近くに住むおいっ子と近所の川辺をお散歩しています。
「鳥さんがいるよ~」「きれいなお花だね~」
「にょろにょろへびがいるかもよ?気を付けてね」
と、いろんな言葉をかけると、それを小さいながらにうけとめて
今度は私に鳥やお花や、目に見えたいろいろなものを教えてくれます。
つたない言葉がとってもかわいい!
🌷
ロジャー・デュボアザンの「いっぽ、にほ・・・」は
おかあさんとちいさな女の子が、いっぽ、にほと歩いて
気になるものがあれば立ち止まり、またいっぽ、にほ…と歩きます。
この絵本の好きなところはたくさんありますが
おかあさんがこどものペースにのんびりつきあうところ、
それも、広い心で!と押し付けるような描き方ではなく
ときにこどもの手をひっぱったり
ポケットに手をいれたりして
自然に描かれているところが素敵です。
そして最後には、いままで女の子の視点で描かれていたお話が、
おかあさんの視点になってあたたかく終わります。
長くなってくるとつい「もう帰るよー」と急かしてしまうおいっ子とのお散歩ですが
「いっぽ、にほ・・・」
とのんびりした気持ちでお散歩したいなーと思いました🌷
スタッフⅯ