うちの本棚より・・・グリム
さて、久々に私んちの本棚の絵本。
グリム童話の中で一番好きな絵本。
『かえるの王さま』
かえるの姿がハンサムな王子さまになって
めでたしめでたし、のお話。
でも、お姫さまが容姿に関係なく
みにくいかえるを好きになったからではなく、
父親である王さまから言われて
いやいや一緒に食事をしたり、一緒に寝たり。
で、その結果、心優しい王子さまに変わったら
ハッピーエンドという、子供心にも
お姫さまの態度が何だか腑に落ちなかった!
しかし、心の広い父親、王さまの言うことが好きで
このグリム童話が一番お気に入りでした。
大人になって読んだところ、
子供の頃には全くと言っていいほど
心に残ってなかった「忠臣ハインリヒ」の
最後の物語の締めに感動しました。
こんな終わり方だったのか・・・。
私だったら、困っているかえるに優しくしてあげるのに!という下心が養われました・・・.。 Iでした。