祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

くろうまブランキー

 

 

今日は

かわいそうなうまのもとに訪れた、クリスマスのあたたかいお話です🐎

くろうまブランキー / 伊東三郎再話・堀内誠一画 / 福音館書店

 

きれいな黒い毛のうま ブランキー は

けちで意地悪な主人のもと、

来る日も来る日もこき使われていました。

お金持ちの主人はブランキーにろくな寝床もやらず

年老いてやせ細ったブランキーをある日突然捨ててしまいます。

 

かわいそうなブランキー。

その日はクリスマスでした。

 

そう、クリスマスの日…。

 

ブランキーのもとに、奇跡が起こったのです。

 

天からそっと舞い降りてきたのは サンタさん。

ブランキーに、自分のそりをひいてくれないかとお願いをします。

サンタさんのそりは驚くほど軽く、ブランキーはなぜか

自分が元気になるのを感じます。

そして寒空の下寝かせられていたブランキーはその日、

生まれて初めて サンタさんの家の あたたかい暖炉のまえで眠るのでした。

 

 

 

絵本を読んで、泣きそうになったり 涙がでることが

誰しもあると思うのですが

私はこの絵本を初めて読んだときがそうでした。

 

先日「昨日見たこの本がやっぱりどうしても欲しくって…」

わざわざ買いに戻ってきてくださったお客様に

この素敵な絵本の存在を改めて思い出させてもらいました。

 

スタッフⅯでした🎄