祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

しずくのぼうけん

男の子って、どんな絵本が好きなんだろう?

プレゼントの絵本を選ぶ時に、

のりものや動物が出てくるお話を、

というリクエストは多いけれど。。。

「じごくのそうべえ」など落語絵本も人気ですが、

昔と今とでは、やはり好みも違うのかな?

 

と、ふと思って、以前、周りのパパになった人たちに、

子どもの頃に好きだった絵本を聞いたことがあります。

おさるのジョージ、さむがりやのサンタ、

定番のぐりとぐら・・・なるほど~と思いつつ、

意外と この絵本をあげる人が多いのに気付きました↓

 

「しずくのぼうけん」福音館書店
マリア・テルリコフスカ・作/ボフダン・ブテンコ・絵/うちだりさこ・訳/

一粒のしずくが、お日さまに照らされて水蒸気になったり、

岩に落ちて氷になったり、川になったり・・・

気温や場所によって変化する水を主人公に、

子どもにもわかりやすい、楽しいぼうけんのお話に

仕立てています♪

ポーランドの作家によるモダンなイラストで、

堀内誠一さんによるレタリングも 絵と絶妙なバランス!

男の子も女の子も楽しめる、かがくえほんです。

童話館ぶっくくらぶの小学校入学前後のコースに

入っているこの1冊、プレゼントにもおススメです☆

 

最後の、春になってまたぼうけんの旅に飛びだすのを

待つ場面が大好きなスタッフFでした☆