じぶんでよめるこんちゅうずかん
毎日暑いですね。
緑豊かな祈りの丘絵本美術館の庭では、セミの大合唱が聞こえています。
先日のこと。
朝から外階段のお掃除をしていたら、1匹のセミが飛んできて私の肩に止まりました。
あらビックリ。おはようございます!?
驚いて一瞬動きが止まってしまった私以上にビックリしたのはセミのほうだったらしく。
慌てるように飛び立って、あわてすぎて地面に落下してひっくり返って仰向けでバタバタバタ!
このままひっくり返ったままでは飛べないかも!?と、
持っていたホウキにつかまらせて助けようとする私と、私の助けなんか借りたくないらしき、セミ。
それでもようやくホウキにつかまってくれたので
よかった!これで飛んで行ってくれる!と安心したのもつかの間。
勢いよく飛んで行ったはずのセミは、階段の手すりにぶつかって、ドーン!。
それでも、フラフラしながらもそのまま空へと飛び立って行きました。
その姿を見送りながら、
あんなにあわてんぼうで自然の中で生きていくの大丈夫かしら?
そう心配になってしまった私でした。
お掃除が終わってから、その日はこの本を手に取りました。
もちろんセミも紹介されています。
セミが成虫の姿になってから生きる時間は、1週間から1か月って書いてありました。
人間から見ると短く感じられるかもしれませんが
セミにとっては違うのかもしれませんね。
あのあわてんぼうで不器用なセミも、楽しい一生でありますように。
[スタッフ🌱FK]