祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

せいめいのれきし

祈りの丘絵本美術館から南へ約20キロ。

長崎市恐竜博物館が2021年10月にオープンしました。

オープン以来「昨日行ってきたんです!」とか「今から行くんです!」とか

キラキラした瞳で教えてくれる小さなお客様の姿が

たくさん見られるようになりまして。

その度、ずっと思っていましたよ。

 

「私も行ってみたーい!」って!

 

その希望が叶って、ようやく先日私も行ってまいりました。

開放感のある展示室には大きな窓。

展示された恐竜たちの骨の向こうに広がる窓の外の景色には

軍艦島がバーン!と見える、なんて素敵なロケーション。

恐竜博物館の近くには小高い丘があり、そこから見える海の景色も素敵でした。

 

 

原っぱ、って感じですよね。

丘や森や林も好きですが、やっぱり一番好きなのは原っぱです。

小さい頃に走り回った楽しい思い出がよみがえるからかもしれません。

 

恐竜博物館をご覧になったあと当館に立ち寄られる小さなお客様たちは

「恐竜の本が欲しい!」ってお声を掛けてくださることが多いです。

 

大きなサイズの恐竜の図鑑、

11種類の恐竜を紹介してある本、

ベッドの中が恐竜の世界に繋がってる男の子のお話。

 

いろいろありますが私のオススメは、こちら。

 

「せいめいのれきし」岩波書店
バージニア・リー・バートン / 文・絵
いしいももこ / 訳  まなべまこと / 監修

 

絵本を最初に開いたら、そこは太陽が出来るところからスタート。

恐竜たちのページを経て、絵本は私たちの時代で終わります。

 

1964年に刊行された絵本ですが、その後その良さを維持したままで

新しい事実が見つかる度に監修され、改訂版として現在発行されています。

 

大人にとっても読み応え抜群の1冊です。

 

 

[スタッフ🌱FK]