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そうべえ ごくらくへゆく

 

 

そうべえ ごくらくへゆく / 田島征彦・作 / 童心社

人気の落語絵本「じごくのそうべえ」のシリーズ

『そうべえ ごくらくへゆく』

 

前作でえんまさまに放り出され、無事じごくから

生き返ったそうべえが凝りもせずまたじごくゆきに!

このお話のはじまりで すでに可笑しいんですが

では、なぜどうやって2度目のじごくから

ごくらくへむかうのか???

 

 

今回のそうべえの冒険(?)のお供は

いしゃのちくあん先生 と、やまぶしさん です。

3人はじごくでえんまさまと交渉し

なんやかんやあってごくらくゆきが決まるのですが

宴会したさにあみださんを特製ねむり薬で眠らせて

やんややんやとお祭り騒ぎ・・・。

 

でもそれも長く続かず、

起きたあみださんにばれて牢屋いき・・・

(ごくらくにも牢屋があるなんて聞いてない!)

 

しかし!そこで出会った

画家のゆきえもんさんと 4人力を合わせて

また牢屋の外のごくらくへもどります!

 

 

・・・と

ここまでストーリーを説明してきましたが

なんともいえない落語調の関西弁が軽快で

本物のストーリーのほうが何千倍面白いんです!

 

起・承・転・結でいうところの結は、

鮮やかな極彩色でまさに極楽浄土そのもの!

今にも踊りだしそうなあみださんやそうべえ達にご注目!

 

とざい とうざーい!

と、ぜひ声に出して読んでみて下さい♪

 

スタッフⅯ