祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

かっぱ 🍂 カッパ 🥒 河童

8月13日 木曜日 ☀

盆の入り、迎え火

今日からお盆です。

 

なんとなく、夏のイメージがある『かっぱ』

なんとも不思議な存在の『かっぱ』

 

かわいい女の子と、かわいいかっぱの絵本。

「おっきょちゃんとかっぱ」 福音館書店
長谷川摂子(文) 降矢奈々(絵)

ちいさなおんなのこおっきょちゃんは、

夏のある日 かっぱのガータロとともだちになります。

ガータロにさそわれて 水の底の夏祭りにいき、

水の外の世界を忘れて、楽しい日々を過ごすおっきょちゃん

 

そして・・・

「まゆとかっぱ」 福音館書店
富安陽子(文) 降矢なな(絵)

ちからもちのやまんばむすめ まゆが、

こがっぱのミドリマルと出会い、

いっしょにおすもうの練習をします。

大きな石を投げ飛ばしたまゆ

ミドリマルはびっくりぎょうてん!

 

どちらも、女の子とかっぱが出会って

お友だちになる絵本です。

 

そして、こちらの『かっぱ』は・・・

清水崑のかっぱはじめ展 (長崎市の中の茶屋にて)

祈りの丘絵本美術館では「かにむかし」で

おなじみの、絵本作家 清水崑さん。

かっぱはじめ展では、「かっぱ天国」や「かっぱの川太郎」

かっぱ漫画の原画を見れます。

 

清水崑さんはかっぱでたくさんのお話を作っています。

長崎の秋のお祭り「ながさきくんち」も、

50年ほど前に「くんちを遊ぶかっぱ」として描かれました。

トートバッグになった、清水崑さんの

「かっぱのオランダ万歳」

 

長崎市の母校の壁には、「なかよし」の

子どものかっぱのレリーフが。

中島川の広場には「かっぱのぼんたくん」の銅像が。

長崎に住んでいると『かっぱ』が身近に感じられます。

そして、お盆近くになると、なんとなく

かっぱの存在を思い出します。

Iでした 。