祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

どんぐりぼうやのぼうけん

気温は高く、天候はまだ夏のようですが

気持ちはもう秋!のスタッフMです。

 

どんぐりぼうやのぼうけん / 作・絵 エルサ・ベスコフ / 訳・石井登志子 / 童話館出版

本日はこちら

童話館出版の秋の絵本、

どんぐりぼうやのぼうけん

です♪

 

 

 

どんぐりぼうやのオッケピレリルは、

かしわの木のてっぺんにある小さな家に住んでいます。

 

好奇心旺盛で元気いっぱいのふたりは

元気が有り余りすぎて、今日も小人のおばあさんたちをおこらせてしまい

罰としておつかいを頼まれました。

 

 

しかし、オッケピレリルが用も告げずにおつかいにいってしまったので

お母さんは心配でなりません。

 

そこでこのどんぐりきょうだいを探しにいってくれたのが

りすのスバンス氏。表紙にも登場しています🐿

 

 

わたしがこのお話しでいいなあと思うのは

教訓を教訓としてかかずに

全てが自然とお話の中に組み込まれていることです。

 

悪いことをしたらちゃんと罰があること。

頭ごなしに怒ってはいけないこと。

言い訳をしないこと。

 

などなど、

読んだあとに「これはこうだったね。」だとか

おさらいをしなくとも

自然と、体に馴染んでいくような読後感があります。

 

ぜひ、なんにも考えずに読んでみてほしいです📖

作者エルサ・ベスコフの

小さな生き物への愛情も伝わってきますよ♪

 

Mでした♪