祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

どんな小学校にも魔女はいる…?

 

こんにちは。

今日はハロウィンということもあり

魔女が出てくるこちらの小説です。

きかせたがりやの魔女 / 作: 岡田淳 / 絵: はたこうしろう / 偕成社

 

 

どんな小学校にもたいていは魔女か魔法使いがすんでいるんだそう♪

この帯をみただけでなんだかわくわくしませんか?

 

主人公「ぼく」は小学校5年生。

ある日図工の授業で使うえのぐを家に忘れ、とりに帰ろうとします。

すると目の前に真っ黒の恰好をして肩に鳥をのっけたおばさんが

急に現れて…。

 

そのおばさん(正確にはおばさんの肩にのった鳥🐦)の話によると

自分はこの小学校に住んでいる魔女で、

これから6つ、他の小学校の魔女の話をきかせたいとのこと。

 

きかなくてもいいけど、といいつつも「きかせたがりや」の魔女は

ことある度に「ぼく」の前に姿を見せるようになります。

 

 

 

🐦

 

 

 

私は小さい頃、魔法使いや魔女、おばけや妖怪の本が大好きでした。

自分とはかけ離れた生活を送るその生き物たちが

不気味だけどちょっとうらやましかったのかなあと思います。

 

でもこの本に出てくる魔女は

今まで出会ってきた誰かに似ているような

親しみやすい人たちばかりです。

 

恥ずかしがりやの魔女やおっちょこちょいの魔女、

お話がだいすきな魔女や楽しいことがだいすきな魔女など。

 

 

この本を読んで、魅力的な魔女に出会ってみてください♪

 

 

スタッフM