はじめて よむどうわ🐻
かいじゅうたちのいるところ や まよなかのだいどころで
おなじみの作家、モーリス・センダック挿絵の
かわいいくまの男の子が主役の童話です。
ある冬の寒い日、あたたかい毛につつまれたくまくんは
窓の外をみておかあさんにこういいます。
「さむいよう。あんなにゆきがふっている。
ぼく、なにかきるものがほしい」
そこでおかあさんぐまは くまくんにあたたかいぼうしをかぶせてやります。
喜んで外にでたくまくん。でもまたすぐに帰ってきて
「さむいよう。
ぼく、なにかきるものがほしい」
おかあさんは今度はくまくんにオーバーを着せてあげます。
でもまたすぐに帰ってきてしまう くまくん。
何度ももどってくるくまくんにおかあさんは
「このうえ、なにがほしいの?
けがわのマントでもほしいっていうの?」
「うん。ぼく、けがわのマントがほしい」
おかあさんはやれやれという風に
くまくんに着せたオーバーも、ズボンも、帽子もぬがせ
くまくんのからだをぽんぽんとたたいて
「ほうら、けがわのマントなら、ここにありますよ」
とくまくんを送り出しました。
くまくんは
「ばんざーい!これでもう、さむくないぞ」
と、喜びいさんで外に遊びに出かけました。
🐻
なんだか読み聞かせをしながら親子でクスッと笑い合ってしまいそうな
とってもかわいらしいくまくんですね🐻
この本には
くまくんと けがわのマント
くまくんの おたんじょうび
くまくんの つきりょこう
くまくんの ねがいごと
の4つのおはなしが入っていて、
最後のくまくんのねがいごとまで読むと
温かい気持ちで眠れそうです♪
スタッフMでした