祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

はたらくって、どんなこと・・・?

4月から 新社会人になる方も 多いですよね!

初めての しごとは、やる気と不安が 入り混じって、

どうしても 気負いがちに なってしまうかと思います。

 

働くって、どういうこと?

社会の役に立って、お金をもらって生活する?

夢をかなえる 自己実現?

 

さて、こちらの 絵本の主人公たちは、どうでしょう・・・

「メアリー・スミス」光村教育図書
アンドレア・ユーレン・作/千葉茂樹・訳

月ようびの あさ、メアリー・スミスは、

まだ 暗いうちから 遠い町はずれの 家を出て・・・

家々の窓に、ゴムのチューブにつめた豆を ひと吹き!?

パンや、汽車の車掌・・そして市長と、

これから しごとに 行く人たちを 次々と起こしていきます。

ノッカー・アップという 昔のイギリスに実在した

めさまし屋さんが モデル。

大胆な構図は、ショート・フィルムを

観ているような感覚で 楽しめます♪

裏表紙の 古い写真にも、注目です!!

 

「パンやのくまさん」福音館書店
フィービとセルビ・ウォージントン・作・絵/まさき るりこ・訳

こちらは、以前にも ご紹介しましたが、

あさはやく から、いっしょうけんめい

はたらく パンやのくまさんの 1日を、

ていねいに 描いています。

きちょうめんで しんせつな くまさんは、

おきゃくさんからも とても愛されています♪

淡々と 心をこめて はたらくことの 大切さが、

つまった 絵本!

 

どちらも、4~5才から おすすめです。

働くことに ちょっと疲れた時に 読んでみたら、

原点に帰れる気がします📖

 

スタッフFでした~