祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

ふしぎな動物

「ラシーヌおじさんとふしぎな動物」
たむらりゅういち・あそうくみ/訳
評論社

ラシーヌおじさんの家の庭には、自慢の梨の木があります。

この木になる梨は、品評会で賞をもらうほど

とくべつ美味しいものなのです🍐

ところがある朝、梨がごっそり盗まれてしまいました。

残っていたのは、まるで切り株が歩いたかのような、

不思議な足あと🐾

ラシーヌさんは、まだ木に残っている梨を見張って

梨どろぼうを捕まえようとしますが、

そこに現れたのは、今までに見たことのない

まかふしぎな動物なのでした!

🐾 🐾 🐾

ちょっとブラックなところもある

ユーモアな絵と合わせて楽しめます🎵

特に人々が大さわぎするシーンは印象的でした。

「口ではとても説明できないことが、

いっぱいおこりました。」

と表現されているように、

誰もかれも、何もかもが荒れています!!

動物の正体にも注目です☆

 

ほとんどの絵には枠が描かれているのですが、

物が飛び出ていたり、ちぎれかけていたり…

と、細かいところにも楽しみがありました!

スタッフTでした。