まりーちゃんとおおあめ
あめです あめです いやなあめ。
まりーちゃんはあめがきらいです。
「じとじとあめふり かえるがよろこぶ」
雨なんてかえるしか喜ばないじゃない、と こんなうたすら歌います。
さあまりーちゃんの気持ちを逆なでするように
あめはどんどんふりつづき
とうとう洪水になります。
それまでおばあちゃんを2階に連れて行ったり
動物たちを安全な場所へ誘導していたまりーちゃんもさて困った。
そこへ、
かえるじゃないけどあめが大好きなあひるのまでろんがやってきて…
☔
まりーちゃんシリーズの絵本は ほのぼのしたかわいらしい絵なのにもかかわらず
のろま や まぬけ などの言葉がでてきてその意外性がおもしろいです。
でも結末はちゃんとほのぼの。
印象的な見開きのページには手書き文字で
そして きらきら また おひさまが ひかります
とあり、ゆる~く描かれた動物たちとその言葉に思わず微笑んでしまいます🌼
やぎのきゃぶれっとだけは、なぜかちょっとリアルに描かれているのも面白い…とこっそり思ったⅯでした🐐