祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

ゆきがふったら

童話館書店に務めてから知り、ファンになった作家の絵本です❅

 

ゆきがふったら / レベッカ・ボンド作 / 佐久間由美子訳 / 偕成社

 

しんしんと雪が降り続ける静かな夜。

わくわくが止まらない冬の朝。

ぴーーーんと張りつめた冬の外気と

じんわり身体をあたためる家の中の温かみ。

 

どれもリアルに伝わってくる、レベッカ・ボンドの絵が大好きです。

 

 

ゆきがふったらなにしよう?

トンネルほって ごろごろまるめて たかくつみあげて…

いえを出たときは寒い!ってなっていても

気付けば汗だくの元気な子どもたち。

朝から除雪車でごうごうと雪かきしていた大人もみんなで協力して

最後にはとびきり素敵なものができあがります。

 

 

どのページも大好きなんですが、暗くなってそれぞれあたたかい家に帰ったあと

ゆっくり一日が終わっていく場面が一番安心できて、一番好きかもしれません。

 

 

 

 

 

先日、北海道の中では比較的雪の少ない札幌で連日の大雪となりました❅

 

札幌には、私スタッフMの実家があるので、家族間の連絡で

毎日山のように降り続ける雪をみてびっくり。

 

雪かきに追われ、仕事に向かうのも一苦労な大人はうんざり。

でも、3人の姪っ子・甥っ子は楽しそうでした!

まるで「ゆきがふったら」で「わーい!」と喜ぶ子どもたちみたい!

 

大きなゆきだるまをつくったり、こんもりと雪がつもったすべり台で遊んだり

もこもこ着込んだ(着込まされた)おチビちゃんはみんな笑顔ではしゃいでいました❅

 

 

 

みんな大きくなったとき、雪あそびをなつかしく思うかな?

その時まだバリバリ元気でいる予定のおばちゃんから、

この絵本をプレゼントしよう♪

 

スタッフMでした❅