祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

インドの絵本

長崎は、台風接近で

朝から 雨風が強いです☔🌬

・・が、祈りの丘絵本美術館は、本日も開館しています♪

くれぐれもお気をつけて、お越しください!

 

さて、今日は、

南インドの出版社 タラブックスの

絵本を ご紹介します♪

「インドのけもの」インド タラブックスで手作りされたハンドメイド本 ・エクスナレッジ・刊        カンチャナー・アルニーとギータ・ウォルフ・編/清水玲奈・訳

貴重な手作りの 版画絵本で

有名なこちらの出版社は、

1994年に、インド全土の

さまざまな民族に伝わる伝統芸術を、

絵本を通して伝えたいとの思いから、

2人の女性により、作られました。

 

紙の本が売れないこの時代に、

手漉きの紙に、1枚1枚の絵を

シルクスクリーンプリントして、

職人が糸で綴じて製本するという、

手のかけよう。

 

日本語版は、1冊ずつシリアルナンバー入りで、

実際 手にすると、手間ひまかけた

重みが伝わってきます。

紙の少しざらついた手触りや、

ページをめくる度のインクの香りなど、

電子書籍では味わえない感触です✨

 

「インドのけもの」は、

とら、ライオン、うし、ぞう、へび、など、

同じ動物でも、部族によって全く違う描き方で、

摩訶不思議な魅力に あふれています。

これが 同じ とら!? ライオン!?・・と

びっくり の連続。

どの絵も ため息が出るような

繊細な美しさ✨

 

少々お値段は高かったですが、

自分の楽しみに 時々

ユーモラスな 動物たちの顔を

眺めてみようかと 思います🐯🐘🐄

 

夏の終わりに、福岡でタラブックス展があるようなので、

ぜひ生で原画を見てみたいFでした~