祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

イースター

今年のイースターは、21日だそうです!

・・と言われても、ピンと来ない方も多いかもしれませんが、

欧米では キリストの復活祭として、

命の始まりの春を祝う意味があるそうです。

色とりどりに彩色した卵を、

あちこちに隠して探す習慣も有名ですよね♪

そんな日本ではまだなじみの薄いイースターですが、

絵本で身近に感じてみませんか?

 

上:「きんのたまごのほん」童話館出版 マーガレット・ワイズ・ブラウン・作/レナード・ワイスガード・絵/わたなべしげお・訳
左:「ふわふわしっぽと小さな金のくつ」パルコ出版 デュ・ボウズ・ヘイワード・作/マージョリー・ブラック・絵/羽鳥葉子・訳         右:「イースターのおはなし」KADOKAWA ターシャ・テューダー・作/ないとうりえこ・訳

 

「きんのたまごのほん」(3~4才)

こちらは、イースター自体がテーマではありませんが、

イースターのシンボルである、多産の象徴のうさぎと

復活の象徴のたまごが 主人公。

たまごの中身が気になる子うさぎと、生まれてくるあひるを

子どもの初めての出会いに重ねて 描いています。

美しい装飾的な表紙で、プレゼントにも人気です♪

 

「ふわふわしっぽと小さな金のくつ」

イースターの前夜、世界中の子どもたちに

幸せの卵を届ける、イースター・バニー。

賢く、思いやりがあり、すばしこい

5匹のうさぎだけが選ばれる この大役に挑戦する、

21匹の子どもを持つ、お母さんうさぎの活躍を描いています。

日々の生活を大切にしながら、夢をあきらめない

お母さんの姿に だれもが勇気をもらえる作品!

極上のパステルカラーで描かれた絵を

眺めているだけで、幸せな気分に☆彡

 

「イースターのおはなし」

ターシャ・テューダーの初期の傑作を集めた

クラシックコレクションより。

あなたが1年間いいこだったら、

イースターの前の晩に、

小鹿の背中に乗って、青い空高く飛んで、

野原のうさぎやひつじに出会えるかも・・・という

温かいメッセージを込めた 愛情あふれる作品。

古き良きイースターの習慣を、温かみのあるアンティークな絵で☆

 

今年のイースターは、ゆで卵をたくさん作ろうかな~と思うFでした