ギャラリートーク
先日10月6日(日)、
長谷川集平さんによるギャラリートークを
2階の大フロアにて開催しました。
今回は、春・夏に続く3回目の
秋のギャラリートークです。
毎回来てくださるおなじみの方もいれば
今回「チラシをみて…」「看板をみて飛びこみで!」というはじめてのお客さまもいらっしゃいました♪
皆様お越しいただき本当にありがとうございました!
さてお話しは
現在、香港の出版社より発行されている
「はせがわくんきらいや」の香港版のことから始まり
昔つくった「はせがわくんきらいやポストカード」が飛ぶように売れ、
注文のFAXがいったんもめんの様だったというエピソードに。
こちらのポストカードは現在、美術館1階の書店でも販売しています。
最近品切れになったので再入荷しました!
後半はみなさんと一緒に館内をまわりながら
展示された絵を一枚ずつ鑑賞。
当然のことながら一枚一枚の絵に物語があります。
作品を描いた当時のお気持ちを交えて
時に体を張って、語ってくださいました♪
中国から伝わった楽器や太極拳が描かれた作品には
本場・中国にはもう残っていないような
超本格的な形の伝統が
長崎には保管され、ひっそり継承されている、根付いているんだという
細かいエピソードが隠されていました。
集平さんいわく
「長崎レイゾウコ説」があると…。
一つ一つ、絵の中に描かれたものに疑問を感じたり探求していくと
長崎の文化や長崎人(じげもん)の生き様が浮かび上がってきて
より楽しめると思います。
秋の12枚の絵には
毎年10月の3日間で開催される【長崎くんち】にまつわる絵が3枚あります。
「長崎の人たちは着物の着こなしが美しい」
「おくんちには長崎人の奥ゆかしさが現れている」
そう話す集平さん。
出し物の豪華さ・荘厳さに目がいくお祭りですが
最終日の今日は
「人」に注目してみようと改めて思いました。
『サルコーデ・ナガサキ 第三楽章 秋』 は11月24日(日)までです。
県内・県外からのご来館をお待ちしています♪
長崎は本当にユニークで、摩訶不思議な魅力があるなあ、と思った
北国出身のスタッフMでした~