タンタンシリーズより🎵
今週からランタンフェスティバルがはじまり、
長崎は街中が活気づいています!
色とりどりのランタン、電飾がきらびやかな大きいオブジェ、
そしていくつかある会場はどこも美味しそうな匂いで充満しています♪
まるで中国にいるような不思議な気分に🐼
ということで!今回は中国を舞台にしたお話
世界中で人気のタンタンシリーズ5作目、『青い蓮』です。
ベルギーの青年ルポライター・タンタンを巻き込むのは
アジア1の悪党ミツ・ヒラト。
このミツ・ヒラトは日本人の設定ですが、舞台は中国・上海。
なんと中国人を悪者に仕立ててまんまとお金儲けを企てるとんでもない人物なのです!
実際にこの作品が描かれた時代が、第二次世界大戦に突入する直前ということもあり
中国人の友人をもつ作者エルジェが、西洋や日本に抱いている感情を
うまく落とし込んだのかもしれません。。。
(作中には、西洋人が中国人を揶揄するシーンや、日本人が中国人にもつおかしな偏見を、当時の表現そのままであえて残されています。)
なにはともあれ、内容にはブラックユーモアあり、お決まりのズッコケシーンあり、なので
フィクション?少しノンフィクション?などと
あまり考えこまずに、純粋にタンタンと冒険するつもりになって
楽しんで読んでみて下さい!
中国には行ったことがないスタッフMでした🐼