祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

フクロウ探偵30番めの事件

こんにちは🦉

 

今日は季節は違いますが、

なんだか探偵ものが読みたいなあと突然思ったので

こちらをご紹介します🌴

 

フクロウ探偵30番めの事件 / 作・絵ジェームズ・マーシャル /訳 小沢正 / 童話館出版

 

 

 

舞台は とある夏の とあるホテル。

避暑に集まった珍客ぞろいのホテルで起こった珍事件を

女フクロウ探偵エリナー・アウルが解決まで導くお話しです。

 

ページをひらくとそこには登場人物(動物)の紹介が。

 

探偵エリナーの助手、猫のポーズをはじめ

ぶつくさ文句ばかりいう豚のフォスター・ピッグ

見た目は怖いけれど、心もからだも軟弱なドン・コヨーテなど

それぞれ個性ゆたかな珍客が名を連ねています。

 

そしてそして

児童小説だからといって犯人がすぐわかるか…

といったらそうはいきません!

 

お話には数々のトリックがちりばめられ、

怪しいお客が何人も浮かび上がってきます。

 

この本と同じく童話館出版からでている「メアリー・アリスいまなんじ?」を描いたジェームズ・マーシャルの描く動物たちは

おかしなはなしですが人間味があって

こんな人いるいる!とまるで人間界の縮図のよう🐱🐷🐥

 

みんなつぶらな瞳がかわいくて愛着のわく絵なので

お話と挿絵、共に楽しめます♪

 

ゆるやかな探偵小説をぜひ楽しんでみてください♪

 

「モゾモゾ一家」という名わき役の活躍ぶりにもご期待!

スタッフM