ローワンと魔法の地図
ファンタジー というと、
大好きで はまって読む人、
あまり世界になじめない という人、
日本ものはいいけど、外国ものはちょっと・・という人、
いろいろ ですよね。
以前、本好きな 若いスタッフが、
子どもの頃から 一番好きな1冊!と
紹介してくれた こちらの本。
「ローワンと魔法の地図」あすなろ書房
エミリー・ロッダ・作/さくまゆみこ・訳/佐竹美保・絵
※シリーズ「ローワンと黄金の谷の謎」「ローワンと伝説の水晶」「ローワンとせ爆の黒い影」「ローワンと白い魔物」
リンの谷に住む 少年ローワンを主人公とした
冒険ファンタジーの 第1作。
谷の川の水が 枯れたことが きっかけで、
家畜のバクシャーの世話係の ローワンは、
不思議な地図を頼りに 、竜の住む魔の山へ
6人の村のつわもの達と 原因を探しに 出かけます。
底なし沼や クモ、人を惑わす霧、竜火を噴く竜・・
待ち受ける 幾多の困難を 乗り越えて・・・!?
この物語の 一番の見どころは、
男女問わず、村の強くて賢い者が
メンバーに選ばれる(または 自主的に参加する)中、
成り行きで 仕方なく行くことになった
気弱で心優しいローワンが、
旅で 成長していく過程では ないでしょうか。
他の6人と ローワンの 強さと弱さが、
過酷な旅の中で、徐々に 入れ替わってくる
心理描写に 引き込まれ、
最終章まで 一気に読んでしまいました!
ファンタジーの世界の定番も 続々と登場し、
冒険のスリルや 謎解きの面白さも あり、
ファンタジー初心者にも わかりやすく 楽しめる1冊です♪
シリーズは、全部で5冊。
続きも、ぜひ 読んでみようかと 思います。
本は あまり読まないけど、
ドラクエ(古い?)など ロールプレイングゲームは好き!
という方も、お気軽に 手に取ってみてください☆
~王道ファンタジーの世界へ、ようこそ!
この本を読んで、久しぶりに 指輪物語や 精霊の守り人シリーズを 読み返したくなった Fでした~