祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

太田大輔 絵本原画展 江戸!江戸!江戸!

2024年の年明け最初のブログです🐉

今年は年始から様々な事が起こりました。

まだ不安な日々を過ごされている方も多くいらっしゃると思います。

能登半島地震や関連事故で被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

今後も余震が続いたり、交通機関の乱れも続いておりますので、くれぐれもお気をつけてお過ごし下さい。

1日も早く皆さまが安心して日常を過ごせますよう、お祈りしております。

 

また、冬休み終了間近の先週末は、たくさんのお客さまにご来館いただき、ありがとうございました。

新成人の皆さま、ご成人おめでとうございます。

本年も、こどもの本の店 「童話館」と祈りの丘絵本美術館をどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、1/10(水)から新しい展示が始まりました!

 

<太田大輔絵本原画展 江戸!江戸!江戸!>
 

 

『絵本 江戸のまち』

  太田大輔・作

  講談社 2017年初版(現在 品切れ)

 

 

 

 

 

 

『絵本 江戸のたび』

  太田大輔・作

  講談社 2019年初版 (現在 品切れ)
  

 

 

 

 

 

 

『絵本 江戸のくらし』

  太田大輔・作

  講談社 2021年初版 

 

 

 

 

 

江戸の町並みや人々の暮らし、江戸~伊勢神宮までの旅のようすなどを、

案内役の「妖怪小僧」が紹介する絵本シリーズです。

江戸に造詣の深い絵本作家・太田大輔氏が、その知識を存分に活かし、

江戸に暮らす人々の豊かな表情やしぐさなどを、いきいきと描いています。

正確に描かれた風景を眺めたり、かくれた妖怪たちを探したりしながら、

江戸をまるごと知ることができる、子どもから大人まで楽しめる絵本です。

巻末に、各場面の詳しい解説がついています。

 

今回の展示では、色を入れる前の、和紙に描いた貴重な白黒の原画20枚をご覧いただけますので、

原画と完成した絵本の絵を見比べてみてください。

また、下絵や作業風景などもご紹介しています。

 

1階書店部では、今回の<太田大輔絵本原画展 江戸!江戸!江戸!>のために書き下ろされたオリジナルの水彩画、

「江戸の妖怪」シリーズと新作「ジオラマ風江戸の人々」、を展示販売いたします。

展示と併せて、ぜひご覧ください。

 

江戸の妖怪シリーズ水彩画「お化け茶屋」

 

<太田大輔プロフィール>

    1953年 東京生まれ。埼玉県飯能市 在住。

    父は、長崎を舞台にした絵本『だいちゃんとうみ』(福音館書店)で

    知られる絵本作家 故・太田大八氏。

    グラフィックデザインの仕事を経て、イラストレーターになる。

    長年、アメリカンポップな作風で活躍。その後、一転して

    江戸時代をテーマにした絵本や児童小説を手がけるようになる。

     

    絵本に『カラクリ江戸あんない』(福音館書店)、

    『絵本 江戸のまち』『絵本 江戸のたび』『絵本 江戸のくらし』(講談社)、

    挿絵に『千びきおおかみ 日本のこわい話』(こぐま社)、

    長編小説に『江戸の象吉』(講談社)、などがある。

     

    <太田大輔絵本原画展 江戸!江戸!江戸!>は4/7(日)までです。

    期間中の 2/9(金)~2/25(日)には、長崎ランタンフェスティバルも開催されます。

    中国ランタンの幻想的な灯りに包まれた長崎の街を楽しみながら、足を延ばしていただけたらさいわいです。

    皆さまのご来館を スタッフ一同、心よりお待ちしております!

     

    ☆スタッフF☆

     

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