祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

長崎のまちをはしるでんしゃ

 

8月になりましたがみなさん夏を満喫していますか?

私スタッフMは先月、一足早い夏休み気分を味わいました!

1週間、日本列島あちこちに行ったのですが、

そんななか、京都で出会った

あるご家族の素敵エピソードをご紹介♪

 

そのご家族は2年前に

長崎を家族4人で旅行したそうです。

目的は、この絵本に出てくる場所をみつけること!

チンチンでんしゃのはしるまち / 横溝英一さく / 福音館書店

こちら、描かれたのは20年程前ですが、今もなお人気のある絵本です♪

 

その親子さんは、大好きなこの絵本を手に

汗をかきながら真夏の長崎を歩き回ったそうです!

もちろん線路のある場所ではチンチン電車にのって♪

 

地元の人にしかわからないような町並みや、坂の上から見下ろした風景も出てくるので

町を歩く人に尋ねながら、はあはあ坂を上がったり下がったり…

 

その時みた風景や建物、地元の人との触れ合いが

今も家族の夏のいい思い出になっている、と話す

お父さんのキラキラした笑顔が印象的でした!

 

 

今、長崎の町並みは絵本が描かれた時代から少しづつ変わり、

この8月からはチンチン電車の電停の名称が大幅にリニューアルされました。

 

変わりゆく町にももちろん良さがあります。

でも少しなつかしい気持ちで絵本を見るのも、素敵ですよね♪

 

長崎県民初心者マークですが、電停の場所や行先をしっかり覚えて、観光のお客様に教えられるようにならなきゃなと思ったスタッフMでした!!