長崎の引っ越し
今朝、美術館までの道を歩いていると、まさにこの絵にぴったりの光景に出会いました。
運んでいるものこそ段ボール箱に入っていて中身は冷蔵庫ではなさそうなものの
朝から日差しが強い長崎の坂を駆け上がり、駆け下り。
がっしりした体の引っ越し屋のお兄さんたちが
重たそうな荷物をテンポよく運んでいました。
邪魔にならないように、涼し~い顔で横を通りながら
心の中では
『サルコーデのあの絵だ!』と一人で興奮!
そして身軽なはずなのに足がきつい…。
・
坂の上に住んでいる家を訪ねたのは、
長崎と同じ港町である神戸・三宮の友人宅が最初でした。
その頃感じたのは、
清々しい風が吹き抜けて、坂もなだらかで
街並みもヨーロッパみたいだなあ♩という穏やかな気持ち。
でも、
同じ坂の街でも長崎の石畳の階段を前にしては、
そんな呑気なことはいっていられません。
テンポの狂う、段差が不揃いの長崎の階段。
果てしなく長く一直線。
いつか今日見た引っ越し屋さんのように
たんたんたんっ!と駆け上がることができるのか…
自信がないです。
さて、
サルコーデ・ナガサキ 第一楽章・春は
明日26日㈰が最終日です。
先程の引っ越しの絵も、
実物は大きく色鮮やかです。
どうぞ今年の見納めに、ご来館下さい♩
来週からの第二楽章・夏もお楽しみに!
スタッフMでした