祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

長崎初心者は見た!~part1.精霊流し。~

 

こんにちは。

長崎在住1年半のスタッフMです。

今年のお盆は私にとって

長崎で過ごす二回目のお盆でした。

そして今年は、初めて【精霊流し】なるものを見ました!

 

精霊流し当日、生粋の長崎県民の義母に

「絶対爆竹飛んでくるけん、気を付けんばよー!」

と言われ

少し前にお墓参りで爆竹初体験を済ませた私は

(お墓で爆竹も未だに信じられませんが…)

「はーい!こないだやったし大丈夫ですよー」と呑気。

 

しかし、いざ、精霊流し。

 

 

爆竹、花火の音、煙、火薬のにおいが想像以上!!!

とにかく爆竹をあちらこちらで鳴らしまくる!!!

 

『なんだこれ!??』

というのが率直な感想です。

見物客は耳栓をしているし、

警備をしている警察官は

真夏なのに長袖長ズボンという出で立ち。

飛びまくるロケット花火(ロケット花火を手で持つのって怒られるやつですよね?)。

鳴りまくる爆竹。

さだまさしの歌のイメージは見事に吹っ飛びました。

 

 

弔い方はそれぞれだ、とは思うのですが

それにしても

個人ゆかりのモチーフ等で装飾された

豪華で大きな船に遺影をのせ、

 

まるで行燈行列のようにご遺族が船を曳きながら

爆竹をならし町を練り歩く光景をみていると、

何だか異国にいる気分になりました・・

 

これを私の地元の家族に説明しても

いまいち伝わらないもどかしさ!

 

ということで、他県の方に果たして伝わったのか全く自信がないのですが

長崎の独特な風習の体験リポ―トでした♪

個人的には、事情がつかめない外国人のバックパッカーのお兄さんがびくびくしていたのが不憫でなりませんでした!ああいう時英語でさらっと安心させてあげられたら...!

 

ちなみに、軽装で見物した私の腕には

しっかり爆竹が飛んできました~

スタッフM☆