青春陸上小説!
皆さんは、お正月にどんな
テレビ番組を観ますか?
何となく、箱根駅伝!という方も多いのでは?
駅伝、リレーなどチームで走る陸上競技には、
いろいろなドラマがありますよね!
今回は、そんな陸上をテーマにした
熱い青春小説を3作ご紹介します👟
それぞれ舞台は、中学、高校、大学の部活・・・
先ずは、中学最後の駅伝に、
寄せ集めメンバーで挑戦する物語。
1区~6区まで、それぞれのメンバーが語り手となり、
短編連作集のような構成で、読みやすい!
6区まで語られない、バラバラなメンバーや
頼りない顧問をまとめ、みんなに慕われる
一見完ぺきな部長の胸の内が気になって、
ついつい読み進んでしまいます。
読後、じわじわと幸せな気持ちが溢れてきて、
良い本に出合えたな~と思える1冊。
童話館ぶっくくらぶの、中学生コースに入っています。
こちらも、以前ぶっくくらぶ中学生向けコースに
入っていた、高校の短距離リレーをテーマにした物語。
体育テストをきっかけに、天才的な走者の幼なじみと
陸上部に入った主人公が、3年で部長になってチームで
インターハイに臨むまでを、3部作で描いています。
タイトル通り、疾走感と爆発力があり、
高校生男子の語り口にのせられて、
夢中で3冊読んでしまいました!
漫画やドラマにもなった人気作です☆
最後は、これを読んだ10代~大人まで、
きっと箱根駅伝ファンになってしまうだろう、
元気が出る1冊!(映画の方が有名?)
冷静で包容力のある主人公の灰二(ハイジ)が、
天才走者の「走(かける)」と出会い、
個性豊かな10人のメンバーと、
箱根駅伝に挑戦する物語。
仲間を信じ、コーチを信じ、自分を信じて、
各区間を孤独に走るランナーたちの
熱気に巻き込まれ、いつの間にか共感して、
自分と重ね合わせていました!
友人親子は、この本を読んだ後に
箱根駅伝の跡地?巡りをしてしまうほどの、
ハマりぶりでした。
同じテーマでも、それぞれ趣の違う3作品、
よかったら手に取ってみて下さい♩
部活で炎天下の校庭を何周も走ったのが、今では信じられないFでした~