9月1日 二百十日

昨日の9月1日は、「雑節」のひとつである「二百十日(にひゃくとおか)」でした。
毎年、立春から数えて210日めにあたる9月1日ごろを指します。
稲の穂が実りはじめ、収穫を迎える大切な季節であると同時に、台風や強風が多くなることから、古より注意が必要とされてきました。
農家では、作物が傷まないよう田畑を見回ったり、支柱を立てなおしたり、収穫前の備えを、また漁師たちは、船や漁具の点検などを行っていたそうです。
そしてこの日は、関東大震災がおこったことから「防災の日」としても知られています。
現在では、天気予報や防災情報、防災グッズが充実し、非常用品の点検やハザードマップの確認、避難経路や災害時の動き確認など、それぞれのコミュニティにおいても備えが念入りにされていることと思います。けれど、昨今の自然災害は私たちの想定をはるかにこえるものばかりで、不安はつきません。
7月末におこった熊本地震や、各地でおこっている水害に際しても、未だ「防災」ではどうにもならない状況に向き合われている方がおおぜいいらっしゃると知り、本当に胸が痛みます。
あわただしく、つつがない日常において、自然と私たちの生活について考えることはそう容易いことではありませんが、せめてこの「二百十日」をきっかけに、古からの知恵を受けとり、向き合うことができればと思います。
改めてにはなりますが、各地でおこる自然災害で被災された皆さまに心よりお見舞い申しあげます。
(担当:U)
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