0才の赤ちゃんにも絵本の読み聞かせを 1)こんなに良いことがあるなんて
「読み聞かせがいいっていうのはよく聞くけど、いつから始めたらいいの?」
「赤ちゃんに読み聞かせしてわかるの?」
どちらもよくあるおたずねです。
確かに、わかりやすい反応をしてくれない赤ちゃんは、絵本を楽しんでくれているのかどうか、よくわかりませんよね。
でも、断言できます。
読み聞かせにはいいことがたくさん!
手にする人それぞれに違った「効用」があることはもちろんですが、
今回は、特に3つの「効用」をご紹介したいと思います。
絵本の効用1.「赤ちゃんとの時間が、楽しく、豊かになる」
1日じゅう赤ちゃんと一緒にいると、その過ごし方がどうしても単調になってしまって、つらく感じることはありませんか。
語りかけがだいじだとはわかっていても、言葉を返してくれない赤ちゃんにどう語りかければいいのか…。
その助けとなってくれるのが絵本です。
隣に寝転んだり、ひざに抱いたり、肌と肌をふれ合わせながら絵本を読んであげていると、言葉では言い尽くせない、満ち足りた気持ちになってくるはず。
その、心の奥がぽっと温かくなるような気持ちを、絵本はもたらしてくれます。
絵本の効用2.「赤ちゃんにこの世界を教えてくれる」
大人にとっては、不安や悩みも多い日々の暮らし。
それでも、生まれてきた赤ちゃんには、
「あなたが生まれてきた世界は、こんなにすてきなところですよ。どうぞ、安心してね」
という前向きなメッセージを伝えたいですよね。
こんな時代だからこそ、生きる希望と、この世界の美しさを、まずは、絵本に描かれたものや、読んでくれる大人の存在をとおして、そのことを赤ちゃんは感じ取っていくのです。
絵本の効用3.「赤ちゃんへの愛情表現を手助けしてくれる」
赤ちゃんには、すでに感じる力が備わり、その感受性をいっぱいに開いて、まわりにいる人の心を受け止めようとしています。
愛してるよ、大切だよ
と伝えたいのにどう伝えていいのかわからなくても、絵本を読んであげることが、もう愛の行動なのです。
これらの効用を発揮してくれる絵本は、「童話館ぶっくくらぶ」
たんぽぽコース(およそ0~1才)でもお届けしています。
次回、「0才の赤ちゃんにも絵本の読み聞かせを 2)おすすめの絵本」で、絵本を2冊、ご紹介します。
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