企画展のご案内
なぞなぞのすきな絵本美術館 太田大八の絵本と楽しむ昔話の世界

- 開催期間
- 2022年7月5日(火)~10月2日(日) 企画展示&常設展示
8月31日(水)は、館内整理の為、臨時休館となります。
- 開館時間
- 10:00〜17:30(入館は17:00まで)
- 休館日
- 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
- 会場
- 祈りの丘絵本美術館 2階大フロア
-
やまなしもぎ
- 平野直 再話/太田大八 画
福音館書店 1977年初版
絵本の絵の場面 2点
病気のお母さんに食べさせようと、3人の兄弟たちは山梨をもぎに出かけます。 道すがら、ひとりの婆さまに声をかけられますが、上の2人は婆さまの話を聞かずに進み、沼の主に飲み込まれてしまいました。一方で、婆さまに親切にした末の弟のさぶろうは、 刀と椀をもらい、主を退治し兄たちを助け出します。 持って帰った山梨を食べて、お母さんは元気になり、親子4人で幸せに暮らしました。
- 平野直 再話/太田大八 画
-
炭焼長者
- 稲田和子 再話/太田大八 画
童話館出版 2008年初版
絵本の絵の場面 2点
息子の生まれる晩、神さまたちの会話を聞いた長者は、息子の嫁に福のある小作人の娘を迎えます。 ところが息子は道楽三昧、家は落ちぶれ、嫁は家を捨てて、炭焼きの家へ行きます。 嫁を大切にした炭焼きは、長者になり豊かに暮らしました。 山陰の昔話より。
- 稲田和子 再話/太田大八 画
-
あおい玉 あかい玉 しろい玉
- 稲田和子 再話/太田大八 絵
童話館出版 2006年初版
絵本の絵の場面 2点
昔、栗拾いに出かけたお寺の小僧は、山の中の鬼婆の家に迷い込んでしまいます。 そこへ、便所の神さまが現れて、宝の玉を3つ授けますが・・・。 昔話「三枚のおふだ」の新潟版。
- 稲田和子 再話/太田大八 絵
-
天人女房
- 稲田和子 再話/太田大八 絵
童話館出版 2007年初版
絵本の絵の場面 2点
羽衣を隠され、牛飼いの嫁になった天女は、2人の子どもに恵まれ 幸せに暮らしていましたが、後に羽衣を見つけ、天上に戻ります。 牛飼いは、女房恋しさに天にのぼりますが・・・。 鹿児島の昔話を元にした、七夕のお話。
- 稲田和子 再話/太田大八 絵
-
はなたれこぞうさま
- 川崎大治 文/太田大八 絵
童話館出版 2000年復刊(そしえて より 1977年初版)
絵本の絵の場面 2点
昔、ある男が売れ残りの花を川へ投げ入れていたところ、 川の乙姫さまからお礼にと、願いのかなうはなたれこぞうさまをもらいます・・・。
- 川崎大治 文/太田大八 絵
-
いっすんぼうし
- 椿原菜々子 文/太田大八 絵
童話館出版 2012年初版
絵本の絵の場面 2点
むかし、じいさまとばあさまの元に生まれたいっすんぼうしは、 世の中が見たいと、お椀の舟に箸の櫂で都へ上ります。 お姫様の付き人となり、鬼を退治したいっすんぼうしは、何でも願いのかなう、打ち出のこづちで・・・。
- 椿原菜々子 文/太田大八 絵
-
花さか じい
- 椿原菜々子 文/太田大八 絵
童話館出版 2011年初版
絵本の絵の場面 2点
川で、白い子犬を助けたおじいさん。 犬は恩返しに宝のある場所を教えます。 それを知ったよくばりな隣のじいさまは、宝ほしさに無理やり犬を連れだしますが・・・。
- 椿原菜々子 文/太田大八 絵
-
絵本玉虫厨子の物語
- 平塚武二 作/太田大八 画
童心社 1980年初版
絵本の絵の場面 3点
昔、奈良の都の若い仏師が乙女と結婚する為に、厨子の制作に打ち込みますが、 美しさを追求するあまりに乙女のことも忘れ、玉虫の羽を追い求め、 ついには生き物全てに美を見出すようになっていきます・・・。 法隆寺玉虫厨子の物語。
- 平塚武二 作/太田大八 画
-
絵本西遊記
- 太田大八 画/呉承恩 作/周鋭 編/中 由美子 訳
童心社 1997年初版
絵本の絵の場面 3点
如意棒使いの石猿の孫悟空は、天宮を騒がせ、お釈迦様に五行山下に閉じ込められます。 500年後、唐(中国)から旅の途中であった三蔵法師に、悟空は救われます。 その後、猪八戒、沙悟浄が仲間に加わり、共に次々現れる妖怪たちから三蔵を守り、 苦難の旅の果てについに天竺(インド)へ辿り着きました。
- 太田大八 画/呉承恩 作/周鋭 編/中 由美子 訳