骨董通りの幽霊省
私の大好きな作家の本をご紹介!
いつも読んだ後に、心地よさが残るアレックス・シアラーの物語。
その名の通り、幽霊がいるかどうか調べるお役所
『幽霊省』
古びた建物ばかりが並ぶ、骨董通りにひっそりと建っています。
職員4人と、ネコ1ぴき。
年老いたカスパトーン長官、優しい秘書のスキャント夫人、
冷静沈着なミス・ローリー、その部下のギビングズ氏。
そして、のんきなネコのボディントン。
毎日、特にすることもなく、のんびりまじめに働いています。
ところが、ある日「経費削減部」なる所から、
3ヶ月以内に幽霊を差しださなければ、幽霊はいないとみなし、
『幽霊省』を廃止する!と言いわたされます。
なんとしても幽霊を見つけるために、幽霊ハンターとして、
近所の子ども、トラパンスとティムを雇い、幽霊探しを任せますが・・・
最初は、バイト代を目当てにはじめた2人ですが、
次第に『幽霊省』の4人が好きになり、最後の最後まで
あらゆる手を使って幽霊を探し続けます。
しかし、とうとう期限の日が近付いてきて・・・。
トラパンスとティムは『幽霊省』を守れるのでしょうか?!
やはり、期待を裏切らない結末が待ってました。
最高のファンタジーです。
Ⅰでした。